エクセルでは、データの形式を統一するために文字列の大文字・小文字を変換することがよくあります。この記事では、エクセルのUPPER関数とLOWER関数を使って、簡単に大文字・小文字を変換する方法をわかりやすく解説します。実際のコード例を交えながら進めていきますので、ぜひ参考にしてください。
大文字・小文字変換の基本概要
大文字・小文字変換の重要性と用途
データの整理や形式の統一は、エクセルでの作業効率を向上させるために重要です。例えば、名前やメールアドレスなどのデータを一貫した形式に変換することで、検索やフィルタリングが容易になります。大文字・小文字変換の主要な用途は次の通りです。
- 名前の表記を統一する
- メールアドレスの形式を統一する
- データの一貫性を保つ
エクセルでは、UPPER関数とLOWER関数を使って簡単に文字列の大文字・小文字を変換できます。
UPPER関数の使い方
UPPER関数の基本的な説明と構文
UPPER関数は、指定した文字列をすべて大文字に変換する関数です。例えば、名前や住所などのデータをすべて大文字で統一する際に使用します。
構文:
=UPPER(文字列)
- 文字列:大文字に変換する対象の文字列。
基本的な使用例とその応用
例1:セル参照を使ったUPPER関数
例えば、A1セルに「excel関数」と入力されている場合、その文字列をすべて大文字に変換するには次のようにします。
=UPPER(A1)
この式の結果は「EXCEL関数」となります。
例2:直接文字列を指定したUPPER関数
例えば、「excel関数」という文字列を直接指定して大文字に変換するには、以下のようにします。
=UPPER("excel関数")
この式の結果は「EXCEL関数」となります。
LOWER関数の使い方
LOWER関数の基本的な説明と構文
LOWER関数は、指定した文字列をすべて小文字に変換する関数です。例えば、名前やメールアドレスなどのデータをすべて小文字で統一する際に使用します。
構文:
=LOWER(文字列)
- 文字列:小文字に変換する対象の文字列。
基本的な使用例とその応用
例3:セル参照を使ったLOWER関数
例えば、A1セルに「EXCEL関数」と入力されている場合、その文字列をすべて小文字に変換するには次のようにします。
=LOWER(A1)
この式の結果は「excel関数」となります。
例4:直接文字列を指定したLOWER関数
例えば、「EXCEL関数」という文字列を直接指定して小文字に変換するには、以下のようにします。
=LOWER("EXCEL関数")
この式の結果は「excel関数」となります。
PROPER関数の使い方
PROPER関数の基本的な説明と構文
PROPER関数は、指定した文字列の各単語の最初の文字を大文字に変換し、その他の文字を小文字に変換する関数です。例えば、名前や住所の表記を整える際に使用します。
構文:
=PROPER(文字列)
- 文字列:各単語の最初の文字を大文字に変換する対象の文字列。
基本的な使用例とその応用
例5:セル参照を使ったPROPER関数
例えば、A1セルに「john doe」と入力されている場合、その文字列の各単語の最初の文字を大文字に変換するには次のようにします。
=PROPER(A1)
この式の結果は「John Doe」となります。
例6:直接文字列を指定したPROPER関数
例えば、「john doe」という文字列を直接指定して各単語の最初の文字を大文字に変換するには、以下のようにします。
=PROPER("john doe")
この式の結果は「John Doe」となります。
応用テクニックと実践例
複数のセルで大文字・小文字変換を行う方法
複数のセルで大文字・小文字変換を行う場合、一括で変換する方法が便利です。
例7:複数のセルを一括で大文字に変換
例えば、A1からA5セルに名前が入力されている場合、B1からB5セルに一括で大文字に変換した結果を表示するには次のようにします。
=UPPER(A1)
この式をB1からB5セルにコピーすることで、各セルの名前を大文字に変換できます。
例8:複数のセルを一括で小文字に変換
例えば、A1からA5セルに名前が入力されている場合、B1からB5セルに一括で小文字に変換した結果を表示するには次のようにします。
=LOWER(A1)
この式をB1からB5セルにコピーすることで、各セルの名前を小文字に変換できます。
他の関数と組み合わせた実践的な例
他の関数と組み合わせることで、さらに柔軟な文字列操作が可能になります。
例9:IF関数とUPPER関数の組み合わせ
例えば、A1セルに名前が入力されている場合、その名前が「John」なら大文字に変換し、そうでなければそのまま表示するには次のようにします。
=IF(A1="John", UPPER(A1), A1)
この式の結果は、A1セルに「John」と入力されている場合に「JOHN」と表示され、それ以外の場合はそのまま表示されます。
例10:SUBSTITUTE関数とLOWER関数の組み合わせ
例えば、A1セルに「HELLO WORLD」と入力されている場合、「HELLO」を「hi」に置き換え、全体を小文字に変換するには次のようにします。
=LOWER(SUBSTITUTE(A1, "HELLO", "hi"))
この式の結果は「hi world」となります。
まとめとよくある質問
重要なポイントのまとめ
- UPPER関数は、指定した文字列をすべて大文字に変換する関数です。
- LOWER関数は、指定した文字列をすべて小文字に変換する関数です。
- PROPER関数は、指定した文字列の各単語の最初の文字を大文字に変換し、その他の文字を小文字に変換する関数です。
- 他の関数(IF、SUBSTITUTE)と組み合わせることで、さらに柔軟な文字列操作が可能になります。
よくある質問
Q1: UPPER関数やLOWER関数で数値を扱うことはできますか?
- A: UPPER関数やLOWER関数は文字列を変換するための関数であり、数値はそのままの形式で保持されます。
Q2: UPPER関数やLOWER関数で変換した結果を元に戻す方法はありますか?
- A: 変換した結果を元に戻す直接的な方法はありませんが、元のデータを別のセルに保持しておくことで対応できます。
Q3: PROPER関数で特定の単語だけを変換することはできますか?
- A: PROPER関数はすべての単語の最初の文字を大文字に変換するため、特定の単語だけを変換する場合は他の関数と組み合わせる必要があります。


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